RIDERS


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JOEY DUNLOP

兄・叔父/ジョイ・ダンロップ

 公道レースのレジェンド。北アイルランド出身。マン島TTレースにおいて通算26勝を記録し、”キング・オブ・ザ・ロード”(King of the Roads )の名で呼ばれるライダー。このマン島TT最多優勝記録は未だに破られていない。TT-F1世界選手権ロードレースでも1982年から1986年まで五連覇するなど圧倒的な速さを見せた。
 2005年には「歴史上最も偉大なライダー」のランキングで5位に選ばれた。レースにおける業績からMBE勲章を、そして人道的な活動からOBE勲章をそれぞれ英国女王から贈られている。ジョイ・ダンロップはそのレース人生において、多くの仲間を失っている。そして彼自身の人生も2007年7月2日、エストニアでのレースで終焉を迎えた。48歳だった。


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ROBERT DUNLOP

弟・父/ロバート・ダンロップ

 ジョイの弟。マン島TTを初出場で優勝、その後5回にわたり表彰台に上がった優秀なロードレーサー。北アイルランドで開催される公道レース、ノースウエスト200では15回優勝という記録を達成している。しかもこの記録は、途中再起不能と言われるほどの負傷から乗り越えてのものでありさらに輝かしいものとなっている。
 彼は1994年のマン島TTにて、走行中にホイールが破損するトラブルに遭い、時速160km以上の速度から壁に激突してしまう。一命こそ取り留めたものの重傷であり、誰もがレースへの復帰は不可能だと考えていた。しかし彼は諦めずに後遺症の残る体に合わせたモディファイをバイクに施して復帰。再び勝利を手にした。兄ジョイの死後もレースへの参戦を継続。リスクについて彼は誰よりも理解していた。そしてその代償をいつか自分は支払うことになることも……2008年5月、再びレースでの事故により彼の人生に幕が下りた。


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WILLIAM DUNLOP

兄・長男/ウイリアム・ダンロップ

 1985年、ロバートの長男、ジョイの甥として生まれる。父、ロバートの助言を受けて17歳からレースの道へ。ノースウェスト200、アルスターグランプリで勝利を挙げる。2008年、父ロバートが命を落としたレースの予選で父と併走しているとき、父のマシンの異変に気づくが、それを父に伝える手段はなかった。2014年はTYCO SUZUKIからマン島TTにエントリー。スーパースポーツレース2でクラッシュするものの、大事には至らなかった。


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MICHAEL DUNLOP

弟・次男/マイケル・ダンロップ

 1989年生まれ。ロバートの次男、ウイリアムの弟。ダンロップファミリーの血脈を次ぐ者として、兄ウイリアムと同じく10代でロードレースの道に入る。マン島TTに初出場したのは、出場が許される18歳になってるすぐの2007年のこと。2009年には早くも1勝目を挙げ、2014年までに12勝を記録した。2013年は7レース中5勝、2014年も出場した5レースのうち4つのレースで優勝している。2008年、予選中に父ロバートが悲劇に見舞われたノースウェスト200の250ccクラスで優勝。2014年からはBMWにマシンをスイッチ(600ccクラスはホンダ)し、活躍を続けている。