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ROAD--Joey-Dunlop

ボクたちライダーがなぜオートバイに乗り続けるのか・・・

 映画「ROAD」。これは全てのバイク乗りに観てほしい映画だ。「マン島TTレース」というオートバイレース発祥の地で伝説となったダンロップ家のストーリーである。日本の多くのライダーにとっては馴染みがあまりないロードレースかもしれないけど、公道を舞台にしたこのレースはMotoGPなどと違い極めて危険で常に死と隣り合わせの緊張感が伴う。この映画はボクたちライダーがなぜオートバイに乗り続けるのか、なぜこんなにもボクたちを魅了し続けるのか、ということにひとつの答えを与えてくれる。究極のレースに挑んだダンロップ家の悲劇と栄光。リターンライダーにはもちろん、若いライダーたちにも1970年代のファッションとともに観ていただきたい作品だ。

二上善則
バイクキュレーションマガジン「ロレンス」編集長


ROAD-Robert-&-Joey-Joey's-final-TT

人生そのもの、生き様をかいま見させてくれる映画だ。

 彼らはなぜ走るのか、何がそうさせるのか・・・
作品の中に出てくる「家業」という言葉がその答えなのか。
あるいは彼らの「血」に埋め込まれたDNAがそうさせるのだろうか
ROADは勝ち負けに一喜一憂する単なるバイク映画ではない。
公道レースという最もリスクの高い2輪レースを通して、
彼らの人生そのもの、生き様をかいま見せてくれる
ノンフィクション・ヒューマン・ドキュメンタリーだ。

みし奈昌俊
モーターサイクルスポーツ・コメンテイター


ROAD-Robert-&-Joey-racing

夢を追って生きることの素晴らしさと残酷さについての物語

 バイクのレース映画ではありますが、同時に、人として自由に、夢を追って生きることの素晴らしさと残酷さについての物語ともなっています。夢、希望、挫折、狂気、愛、挑戦、栄光、代償……そんな言葉たちが生み出す世界を、これほど鮮明に見せつけられる映画はなかなかないでしょう。ライダー以外の人にもぜひ見てほしい映画ですが、ライダーであればより深く理解できるはずです。映画を見ての感想は分かれるでしょうが、僕自身は夢を追い続ける人たちの素晴らしさを再確認する得がたい機会となりました。

三上勝久
FRM(フリーライドマガジン編集長)


ROAD-Brothers-Jim,-Joey-and-Robert-Dunlop

そこにはあまりにも辛い、過酷な現実があり、
小説を超える真実のストーリーが待っていた……

 モータースポーツのリスクを取り上げた作品は数多くある。
その素晴らしさを称えるものも多い。
[ROAD」はそのどちらにおいても、究極と言える作品だろう。虚構を排し、事実を直視したドキュメンタリーに心は揺さぶられた。
そこにはあまりにも辛い、過酷な現実があり、小説を超える真実のストーリーが待っていた……
その全てを見終わり、最後に私の心に残ったのは、友を愛し、家族を愛し、そしてレースを愛してやまないライダーの「はにかんだ笑顔」だった。

長谷部 陽二
マン島TTレース テレビ番組 ディレクター


ROAD-William-&-Michael-Dunlop-2012-season

この映画は単なるバイクのドキュメンタリーではない。

生き方を考えさせられる数少ない作品

 ロードレースの映画はいろいろあるが、悲しい結末を迎えた兄弟を 一番近くで見て感じた友人や家族の言葉が実にリアルに語られている。危険だと言われるロードレースだが「彼は死なないと思っていた……」 その瞬間までそう信じていた、家族の素直な気持ちが語られている。「もし」と考えても、人はいつか必ず死を迎える。
いつ、どこで、どんな風に。誰も自分の最後を知ることはできない。決して彼らは死に向かっていた訳ではなく、納得できる答えを求め生き続けるために挑戦していた。友を亡くした状況がオーバーラップし、切ない気持ちになったが その生き方は、羨ましくもあり悲しくもある。挑戦し続ける者、それを見守る者、両者の視点で語られる この映画は、単なるバイクのドキュメンタリーではない、“命とは” “生き方とは” “家族とは” “友達とは”……自身の周りを見渡し、生き方を考えさせられる数少ない作品ではないだろうか。

谷川福康
ポートダグラス・オーナー


Joey Dunlop. Motorcycling

これだけの映画を見た経験は、ほとんどない。

 その獣のような挑戦意欲はどこから湧くのか。
作品に派手なハリウッド的エンターテイメントはない。
淡々と事実を重ねていく。それゆえ、観賞後も、ずっと心に残る。
これだけの映画を見た経験は、ほとんどない。
ジョイ・ダンロップは、私と同い年だ。
私がバイクの世界に50年近く身を置くから感じる重さなのか。
いや、若いバイク乗りにも通じると思う。
なぜなら今も男達は公道レースを走り続けているのだから。

つじ・つかさ/辻 司
モーターサイクル・ジャーナリスト


ROAD-Robert-at-the-scene-of-Joey's-death-1st-anniversary

チャレンジする覚悟や凄さ、そして残酷さ。

 公道レーサーは命知らずと言われる事が多いが、彼らはレースに向けての準備を万全にし、リスクや先に起こるかもしれない危険を考えながら走っている。
人生で心の底からやりたい事が見付かる事はそう多くは無いだろうが、もしそれが見付かったら、それを達成する為に最大の努力をするのは当たり前だろう。
彼らにとって、それが公道レースなのだ。
しかし皮肉な事に、絶対に安全な事なんてこの世に無い。
この世で絶対と言えるものは、全ての人はいつか死ぬと言う事だ。
映画はチャレンジする覚悟や凄さそして残酷さを、ダンロップファミリーを通して伝えられている。
ロバートの息子2人は今や揺るぎ無い公道レース界のトップライダーだ。しかし、ジョイの息子はレースをしていない。
これも各自が選んだ生き様だろう。
生きている限り、毎日何らか多少のリスクはある。
映画を通して命の大切さや、生き方を今一度考えて貰えればと思う。

淺田亜沙
レーシングチームマネージャー